kazuki-nakazawa’s blog

株式会社Sea Glass代表取締役 フライドポテト専門店フリッツフリッツ店舗責任者 就活支援、採用支援、人事代行、インターンシップ支援をメインで事業展開

起業してみて想うこと

こんばんは。

前回の記事、意外と好評だったようで沢山の方からご連絡をいただき本当に感謝しております。

確かに自身の過去や創業背景についてはなかなか語ることはなかったため、新鮮だったようです。

4月から起業して5年目に入りますが、これまでの振り返りも含め想うことを書いてみようと思います。

 

起業は誰でも出来る

2014年4月1日に私は個人事業主として起業しました。

当時はユメを持って生きて欲しいという願いを込めて「Foundream」という屋号を付けました。

今考えると当て字にしては意味もおかしく、恥ずかしい限りです。

今ではユメは必ずしも必要なものではない。個人個人にある輝きや良さを引き出したい、磨きたいという想いが強く1年で屋号を変えました。

話を戻すと、起業というものは書面を出すこと、法人であれば登記をすることで誰でも出来ます。

特別なスキルも知識も経験も全く必要ありません。

起業=難しい

と学生さんは特にそういうイメージが強いようですが、そんなことはありません。

4年間やってきて思うのは、起業することが難しいのではなく、続けることが難しいということです。

 

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自分をゴミ虫と想うことから得られる成長

私は学生時代、結構そつなく物をこなすタイプだったと思います。

学生団体に加入したり、何かを立ち上げたりという経験はありませんが、何かをやれば、平均点以上は採れると思っていました。

ところが、、、、

社会では全く通用しないことに秒で気付かされました。

よく交流会などで、自身の成績を自慢げに語られる社会人(特に若手)の方とお話する機会があります。

実績と成績は確かに凄いです。

が、結構、会社の看板に助けてもらっているケースも多く、その自信を元に起業し、折れて会社に戻る方も多く見てきました。

自信を持つことは素敵なことですが、俺が居ないと会社は回らないとか俺のおかげで売り上げがあるという過信は辞めた方が良い気がします。あくまで個人の見解です。

そんな私も、秒で通用しないことに気付かされ、飛び込み営業は失敗の連続でした。

就職経験が無いこと、社会人経験が無いことを捨てても、相手にされず、時には目の前で企画書を破られたり、散々でした。

ここ数年前まで、学生支援をしている中で、お山の大将になっていたため、鼻を折られました。

そう。

少しでも偉そうになったり、違う自信家(大口叩いて結果出ない)になると、分かる人に分かるようで、相手にされなくなります。

可愛げがないので。。。

そんな時は自分はゴミ虫だと思い、足りない所や上には上が居るので見習うポイントを探すことが大切だと感じます。

私も日々、学ばせていただいています。

 

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想いだけで周りを巻き込むことが出来る

とはいえ、若いうちに起業をするとこの仕事に対する想いや創業背景を聞いていただく機会が多いです。

私の場合

就職活動の流れや仕組みを変えたい

困っている学生の最後までミカタで居たい

という想いはどんなに辛くてもブレません。

 起業1年目は飛び込みは相手にしてもらえませんでしたが、ある経営者さんよりご紹介をいただき、想いやビジョンをお話しさせていただいたところ、色んな部分でサポートしていただきました。

これは「お金」という見えるものだけではなく、「アドバイス」「知識」「書類の作成」などなど多岐に渡り支えていただきました。

そして1番大きかったのが「人脈」です。

その方から沢山のご紹介をいただき、今までに至る道を歩いてきました。

諦めるのは簡単ですが、伝え続けることで、思わぬ出来事から広がることもあります。

その広がる1歩は「想い」「」「ビジョン」だと私は感じています。

 

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仕事があることや些細なことに感謝が出来る

この4年間。

仕事がある日も、無い日も経験してきました。

社会人の友人と話す中で、

「仕事がダルい」「営業がめんどくさい」「会社がキツい」

というマイナスワードを飲みながら聞く機会があります。

正直、私は仕事が無い経験をしてきたからこそ、あることに感謝です。

一期一会」 という言葉がありますが、まさにこれです。

何もないところから、何かを生み出すこと。

これは楽しいです。しかし、生み出しても利用をしてもらえなければ、毎日が暇です。

ネットを見ても、動画を見ても時間が経つのは遅いです。

やることがあることが本当に有り難く、価値あることをしたいなとか、還元出来るように頑張ろうと思います。

1つの紹介に感謝が出来たり、側で働いてくれることに感謝が出来たり、実は当たり前のことが本当は当たり前ではないんだなと起業をして感じるようになりました。

レールがあることの素敵さ、人と何かをする喜び、それは本当に大切にして欲しいです。

 

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毎日が真剣勝負

 上の内容に近しい物がありますが、365日が営業日で、どんな些細なことにもアンテナを張って生きるようになりました。

自分が代表取締役である以上、売り上げを上げること、雇用を増やすこと、提供価値を広げることは宿命だと思っています。

まだまだ小さい会社です。

自分が動く時間や会う人は一瞬一瞬を大切にしなければならないと感じています。

時は金なり

このような言葉がありますが、金は取り返せるし、増やせます。

しかし、時間は24時間と決まっています。

明日やればいいやは、明日があると思うから先延ばしにし、結局最高のパフォーマンスが出来ない理由を作ってしまいます。

私は、「次も会いたい」「こいつと仕事をしてみたい」「こいつなら任せたい」

と思ってもらえるように毎日が勝負です。

結果としてはまだまだ未熟者で、全く追いついていません。

ですが、毎日が勝負と思う気持ちは今も変わらず持っています。

 

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最後に

これまで長々と来てきましたが、これは起業をしたお前だからと言われれば確かにそうかもしれません。

しかし、だからこそ、伝えられることでもあります。

どこに進もうが、どこに居ようが通じる部分は少なくともあると思います。

感謝をする事、自発的に相手を想い動き続ける事、当たり前の事なんて実は無いという事。

これだけは大切にしてほしいです。

良かったら参考になるとうれしいです。

ありがとうございました。

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